日本語対応OKなホーチミンのクリニック
2022年11月12日

最近のがん検診について。

がんは、腫瘍ができたり、身体に何らかの変化が起きてから見つかることが多く、がん細胞の成長がある程度進んでからでないと、発見しにくい病気と言えます。今までは、がん細胞が大きく成長してから分かる、検診で痛い思いをしなければならないなど、がん検診を受ける方に負担がかかってしまうことも多くありました。早期発見する為にも、特殊な検査薬を利用したがん検診があります。PET検査と言って、検査薬を点滴で人体に投与し、全身の細胞のうち、がん細胞だけに目印をつけることができる検査です。

点滴の後に、専用の装置で身体を撮影することによって、がん細胞だけを見つけることが可能です。従来の検査よりも、レントゲンなどの検査では発見することができなかった、ずっと小さな早期がん細胞まで発見することが可能になりました。検査では、痛みや苦痛をほとんど感じることなく、検査を受ける方も精神的なストレスや身体的な負担の少ない方法と言われています。良性または悪性の区別も簡単に確認でき、進行度合いがすぐに推定できるのもPET検査ならではです。

がん転移の判定も可能で、一度に全身を撮影して調べることができるので、利便性にも優れています。検査は、衣服を着たままで受けることができるので、衣服の着脱をすることもありません。女性特有のがん検診も可能で、精神的な負担も少なく済みます。若年層でがん検診を受ける人が少なくなっているので、パートナーや家族の為にも検診を受けてみるのも良いでしょう。

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