射出成形の仕組みと性質

射出成形とは、金属で作った型に熱で溶けたプラスチック樹脂を流し込み、それを冷やし固めることで形を作る仕組みです。金属でできた型、金型は完成したプラスチック製品を取り出しやすいように、複数の部品に分かれます。最もシンプルなのはモナカのように2枚を重ねてあるもので、複雑な形状を作る場合は3つ以上の部品を使うこともあります。そんな射出成形は溶けたプラスチックを型に流し込む仕組みが必要で、専用の機械はノズルで加熱しながら、流し込みができるようになっています。

そしてただ流すだけでは金型の内部に行き渡ることができないので、ノズルは高い圧力を出すことができます。ノズルの内部はドリルのような仕組みになっていて、それを回転させて圧力を出します。射出成形の金型には、その圧力に耐えられるように高い精度が求められます。もし精度が良くなければ、必要のない隙間にプラスチック樹脂が流れ込んでしまったり、一部が薄かったり厚かったりするなど、バランスが悪くなりかねません。

また射出成形はその仕組み上、作れるものに限度があります。基本的には薄すぎず、厚すぎないものです。薄すぎるデザインだと、溶けたプラスチック樹脂がそこまで入り込むことができない恐れがあります。溶けて柔らかいといっても、ある程度の粘度はあるからです。

さらに厚みがあると、固まるまでに時間がかかってしまいます。その上熱によって膨らんでいた分が収縮すると、形が崩れる恐れがあります。

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